BeReal(ビーリアル)では、投稿する写真の公開範囲を選ぶことができ、「非公開」に近い形で“友達だけ”にシェアする機能があります。
これにより、知らないユーザーに自分の写真が表示されることなく、プライバシーを保ちながら利用することが可能です。
BeRealの公開範囲とは?
BeRealでは、投稿の公開範囲を選択することで、誰に自分の投稿が見えるかをコントロールできます。これはプライバシーを守るうえで非常に重要な機能であり、以下の2つの選択肢が用意されています:
1. 友達のみ(My friends only)
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この設定にすると、投稿は自分のBeRealアプリ上の「友達」リストに登録されたユーザーにだけ表示されます。
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つまり、自分が認識し、承認した人のみに限定されるため、非常にプライベートな空間として使うことが可能です。
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BeRealの設計上、これは最も“非公開”に近い状態であり、SNSにありがちな不特定多数への情報拡散を防ぐことができます。
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また、コメントやリアクションもこの友達内だけで完結するため、気心知れた人とだけやり取りを楽しめます。
2. ディスカバリー(Discovery)
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この設定では、投稿がBeRealの「公開フィード」に掲載され、世界中のユーザーに見られる可能性があります。
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ただし、プライバシーを守るためにユーザー名は表示されず、匿名の形で投稿が紹介される仕様です。
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ディスカバリーに投稿することで、多様なユーザーのBeRealを見たり、自分の投稿を共有したりする楽しみがありますが、プライバシー重視の方には向かないかもしれません。
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不特定多数の人々との接点が増えるため、自分の投稿内容に注意を払う必要があります。
このようにBeRealでは、ユーザーが自分の意図に合わせて公開範囲を柔軟に選べる設計になっています。特に「友達のみ」設定を活用することで、より安心してリアルな瞬間をシェアできる環境が整えられています。日々の投稿を通じて、信頼できる友人とだけ繋がりたい人にとっては、非常に有効なオプションといえるでしょう。
BeRealで「友達限定」に設定する方法
BeRealでは、写真を投稿するたびにその公開範囲を選択できる仕様になっています。これにより、投稿するたびに「誰に見せるか」を自分でコントロールできるため、プライバシー重視のユーザーでも安心して使えます。以下に具体的な手順と注意点を解説します。
投稿時に公開範囲を選ぶ
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BeRealで通知が届き、「今すぐ撮影!」という表示が出たら、カメラが自動的に起動します。
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前面カメラと背面カメラの写真が同時に撮影されます。
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撮影後、投稿確認画面に進みます。この時点で、写真のプレビューとともにいくつかの選択肢が表示されます。
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画面右下に「公開範囲(Discovery/My friends only)」というトグルスイッチがあり、ここで投稿の表示範囲を設定できます。
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「My friends only(友達のみ)」を選ぶことで、その投稿は自分の承認済みの友達にだけシェアされることになります。
なお、この設定は投稿ごとに都度確認・選択が必要です。アプリが自動的に前回の設定を記憶してくれる場合もありますが、念のため毎回のチェックを習慣にすることをおすすめします。
投稿後に変更できる?
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BeRealの投稿は、一度送信すると編集や公開範囲の変更ができないという仕様になっています。
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そのため、誤って「Discovery(公開)」になっていた場合や、間違った写真を投稿してしまった場合は、まず投稿を削除しなければなりません。
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削除後に再投稿することで、再び正しい設定で共有することが可能です。ただし、この再投稿は当日のうちにしかできないことが多く、翌日になるとその日の投稿としてカウントされません。
BeRealは「リアルタイムの素の自分をシェアする」ことをコンセプトにしているため、投稿の修正や後からの編集機能を意図的に排除しています。これはSNS上での過度な加工や演出から解放される目的があり、その分、投稿前の確認が重要になります。
また、誤投稿によってプライバシーが侵害されるリスクもあるため、公開範囲だけでなく、写真に写っている情報や背景にも気を配ることが大切です。
「非公開アカウント」にすることはできる?
BeRealではInstagramやTwitterのようにアカウント全体を「非公開」に設定する機能はありません。つまり、プロフィールを完全にロックしたり、非公開リストにしない限り誰からも検索できなくなるような機能は備わっていません。ただし、BeReal独自の設計により、実質的に「非公開アカウント」に近い使い方をすることは十分に可能です。
友達リクエストの承認制
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BeRealでは、他のユーザーから友達申請を受け取った際に、自分が承認しない限り相手は友達リストに追加されません。
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投稿の公開範囲を「My friends only(友達のみ)」に設定しておけば、承認済みの友達以外には投稿が一切見えない状態になります。
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この仕組みにより、自分が信頼できる相手とだけ繋がり、その中だけで投稿を共有することが可能になります。
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また、友達に承認した後でも、「友達から削除」や「ブロック」といった機能を使って接触を遮断することもできます。
プロフィール情報も最低限
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BeRealでは、他のSNSにありがちな詳細プロフィールの記入欄がありません。
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名前とユーザー名は設定できますが、自己紹介文やWebリンク、場所情報などの表示はありません。
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また、フォロー・フォロワー数のような指標も目立たないため、評価や比較の対象になりにくく、より“個人空間”として利用することができます。
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このように、BeRealはサービスの設計そのものがプライバシー重視の方向に向いており、控えめな自己表現をしたいユーザーに適しています。
これらの特徴を踏まえると、BeRealは形式的には「非公開アカウント」機能がなくとも、実質的にはそのように使える仕様を持っていると言えるでしょう。
## 友達リストの管理方法
BeRealでプライバシーを保つためには、誰を「友達」として登録するかが非常に重要です。信頼できる人とだけつながることで、投稿の安心感が大きく変わってきます。そのためには、友達リストの定期的な見直しや管理が欠かせません。
友達の確認と削除方法
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BeRealのプロフィール画面を開くと、自分が追加した友達の一覧を確認できます。
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友達リストは名前順で表示され、アイコンや過去のBeReal投稿も合わせて確認できます。
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不要になった友達や、もう交流のないユーザーを削除したい場合は、そのユーザーのプロフィールを開き、右上の「・・・」メニューをタップします。
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メニュー内にある「友達から削除」を選ぶことで、いつでも関係を解除できます。この操作は相手には通知されません。
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削除後は、相手はあなたの投稿を見ることができなくなります。ただし、再び友達申請が届くこともあるため、その都度対応が必要です。
ブロック機能の活用
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BeRealにはブロック機能も用意されており、より強力な対策を講じたい場合に便利です。
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特定のユーザーがしつこく申請してくる、または嫌がらせ的な行為が見られる場合には、ブロックすることで完全に接触を遮断できます。
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ブロックされたユーザーは、あなたの投稿を見ることも、友達リクエストを送ることもできません。
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ブロックは設定メニューからいつでも解除可能ですが、解除後は再度友達リクエストを送受信できるようになります。
友達管理は、BeRealを安心・安全に利用するための基本です。定期的に見直しを行い、信頼できる人とのみに共有する環境を整えましょう。
BeRealをプライベートに楽しむ5つのコツ
BeRealをより安全に、プライベートに使うためのヒントをご紹介します。
1. 公開範囲は毎回確認する
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BeRealは毎回手動で公開範囲を選ぶ必要があります。
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撮影後に焦って投稿すると、意図しない範囲にシェアしてしまうことも。
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投稿前には必ず「My friends only」になっているか確認しましょう。
2. 投稿しないという選択肢もあり
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BeRealは1日1回の投稿を促してきますが、強制ではありません。
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投稿しない日があっても大丈夫です。
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無理に投稿せず、自分のペースで使うことが最も大切です。
3. 不審なリクエストは拒否
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知らない人からの友達申請は不用意に承認しないこと。
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安全な友達リストの構築が、非公開運用の第一歩です。
4. 投稿内容にも注意を
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たとえ友達限定でも、写り込んだ個人情報やプライバシーに関する内容には注意しましょう。
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場所や時間帯、人物などが特定されやすい投稿は慎重に。
5. 必要なら投稿を削除
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投稿内容に不安がある場合や、公開範囲を間違えた場合はすぐに削除しましょう。
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その後、再度設定を確認してから再投稿すればOKです。
まとめ
BeRealでは、投稿の公開範囲を「My friends only(友達のみ)」に設定することで、実質的に“非公開”のような利用が可能です。さらに、友達の承認制やブロック機能を活用することで、自分が信頼する相手とだけリアルな瞬間を共有できます。
プライバシーを意識した設定と投稿スタイルを心がければ、BeRealをより安全で快適に楽しむことができるでしょう。